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西新宿 彩旬亭

2019.08.25ブログ

2019高校野球 選手権最終章



やりました

履正社、初優勝です

 

今春の選抜大会の1回戦…

対星稜戦、屈辱的な完封負け

その後、春季大阪大会も予選敗退。

 

想像するに、

大変苦しい時期もあったように思う。

大阪の代表校は大阪桐蔭しか甲子園では通用しない・・・。

そんな声もチラホラ私の耳にまで届く。

確かにここ数年、大阪桐蔭の眩しいくらいの実績。

履正社とは大きく水を開けられた感は否めない。

 

そして今夏。

満を持しての選手権大会大阪予選が開幕。

準々決勝で宿敵大阪桐蔭は延長戦タイブレークの末、惜敗。

履正社は投打がかみ合い、順当に決勝戦まで勝ち上がった。

金光大阪との決勝戦、7-2で大阪を制し優勝。

 

いざ甲子園へ。

日程的にくじ運にも恵まれ、また投打も好調で

これまた順当に決勝戦に。

 

相手は選抜大会で完敗した星稜。

今大会ナンバー1と称される奥川投手を擁し、

戦前の予想は概ね星稜が総合力で一枚上か・・・。

 

決勝戦!

先行されたものの、井上選手の逆転3ラン本塁打、

その後同点にされるも勝ち越し点をあげそのまま試合終了。

RISEIが見事頂点に!





長男が出場した9年前・・・

当時の大阪の高校野球はPL学園という大きな牙城があり、

近年勢いを増してきた大阪桐蔭がその牙城を崩すほどの

実力をつけてきた。

その次の先陣グループの一角にいた履正社。

その履正社が準々決勝の対PL学園戦、

延長戦の末、辛くも逃げ切っての勝利。

一方、大阪桐蔭は公立高校にまさかの惜敗。

PL学園に勝利した履正社はその勢いで大阪を制し

2回目の選手権大会出場を果たした。

甲子園出場することが夢で、全国制覇というところまでの

意識はなかった。

 

その後、選抜大会で2回の準優勝、

そして今回の選手権大会の初優勝。

 

当時より確実に進化し、出場することが目的ではなく

甲子園で勝つことを目指してきた。

これで大阪桐蔭との差が多少縮まったかもしれない。

 

昨今の高校野球についての在り方、勝利至上主義、

また抱えている問題(開催日程・投球制限等)への

批判も聞く。

 

あくまでも主人公は高校球児

球児が悔いのないよう、思い切ったプレーのできる

環境つくりを願うばかりだ。

 

とにかく履正社の選手、学校関係者、保護者の方々

おめでとうございます!
浄土真宗本願寺派 須原山 正福寺