2021.10.20ひとりごと
平成の怪物
過日「2021年プロ野球ドラフト会議」が行われた。
全球団のドラフト指名選手が確定し、支配下77人(セ・リーグ38人、パ・リーグ39人)、育成51人(セ・リーグ19人、パ・リーグ32人)、全128人のプロ野球選手が誕生した。
指名された選手とその家族、また関係者の皆さん、おめでとうございます。
ここからがスタートです。今後の活躍を期待し楽しみしています。
同時に今年の戦力外・引退選手の報道もされている。
毎年100余名のプロ役選手誕生し、ほぼ同数の選手がプロ野球から離れることになる。
球団から戦力外を宣告される選手、自ら球団に引退を申し出る選手。
球団が引退試合やセレモニーを行ってくれる選手は、各球団数名程度。
そう考えると、華やかな憧れの世界である一方、勝負の世界の厳しさを改めて感じる。
今年に限れば、何といっても「平成の怪物」、埼玉西武ライオンズ・松坂大輔投手。
球歴は今さらながらですが、1998年春・夏の甲子園優勝。
同年埼玉西武ライオンズドラフト1位で入団。2度のパ・リーグ優勝、1度の日本シリーズ優勝、1度ワールドシリーズ優勝、2度のWBC優勝を経験。アテネ五輪の銅メダリスト。
夏の甲子園でのPL学園との接戦、決勝戦のノーヒットーラン。
ライオンズ新人の年、初対戦イチロー選手相手に3三振。
当時は松坂投手と同年選手の活躍を総じて「松坂世代」という言葉が誕生したほど。
晩年は、ケガ故障との戦いで、以後満足した成績とは言い難いものの、これだけ球界のみならず、社会に影響をもたらす選手もなかなか見当たらない。
松坂投手、長きにわたりお疲れさまでした。
そしてたくさんの感動を有難うございいました。
南無阿弥陀仏
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