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西新宿 彩旬亭

2023.03.26ひとりごと

2023WBC 其の2





やりました侍ジャパン

見事世界一。

 

今回のWBCは、普段あまり野球には興味のない方、関心の薄い方にも大変な盛り上がりを見せたように思う。

特に準決勝、対メキシコ戦。

前半劣勢となったジャパンでしたが、起死回生の吉田選手の同点本塁打。

なかなか調子が上がらなかった村上選手のサヨナラ打。



そして決勝の対アメリカ戦。

村上選手の同点本塁打、そしてダルビッシュ投手・大谷投手の豪華リレーにより最後は逃げ切っての勝利。

特に、大谷選手は走・攻・投に大活躍・・・

戦況を見ながら何回もベンチとブルペンを行き来する姿。

泥だらけになったユニホーム姿の抑え投手は、見たことがない。



本当に筋書きのないドラマのようだった。

選手の皆さん、お疲れさまでした。

そして感動を有難うございました。

 

そして指揮を執られた栗山監督。

今回のWBCの大会を通じて、沢山の学びがあったように思う。

先ずは監督と選手との距離感・関係性。

決して押し付けることなく、常に選手ファーストの立場を保ちつつ、そして選手が自発的に考えて行動がとれるように配慮されていた。

また、調子の上がらない選手を辛抱強く起用し、最後までその選手の能力・実力を心の底から信じ切っていたこと。

そして、世界一になるという目標のために監督・コーチ・スタッフ・選手がみんな同じ方向を向いていて、それが諦めることなく最後までぶれなかったこと。

 

これは今回の野球に限ったことではなく他のスポーツ、もっと言えばビジネスの世界に通用するような人心掌握術ではないかと思う。

おそらく今回の侍ジャパンのメンバーも栗山監督でなかったら、出場していなかったかもしれない選手も数名いたからだ。

そう考えると普段からのコミュニケーションの取り方の積み重ねの賜物だと思う。

主役は選手ではあるが、栗山監督にも大きな拍手を送りたい。

今回の活躍した選手に憧れて、少年野球のすそ野が広がっていくことを切に願う。
浄土真宗本願寺派 須原山 正福寺